沿革
大正7年、在京都の能楽囃子方が集まり「同盟会」を立ち上げました。
戦中戦後の混乱期に一時自然解散しましたが、昭和30年「同和会」として再出発しました。
以後、毎年1回囃子方ならではの本格的な能楽公演に取り組み、昭和61年に名称を「同明会」に改めました。
また、平成15年より8年間、能楽囃子の音楽性にスポットを当てた「囃子堂」公演にも取り組み、毎年2月開催の「同明会能」とあわせて公演を行ってきました。
平成24年10月に一般社団法人京都能楽囃子方同明会として法人を設立。
25年度より能楽囃子の魅力を伝える学校公演や、子ども達が囃子を稽古して実演する「こども能楽囃子教室」など次世代に能楽の魅力を伝える活動を展開しています。
理事長
石井流大鼓方
谷口正喜、河村総一郎に師事
昭和35年生まれ
重要無形文化財総合指定保持者
平成8年 京都市芸術新人賞受賞
平成18年度 京都府文化賞奨励賞 受賞